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おいしいお酒を飲む

 

 夜の部しか参加できなかったが、おいしいお酒を飲んだ。
  
 どうしておいしいのかというとたくさん理由がある。
 
◯ 集まった人々の半数以上が若者だった(2、30代) 
◯ その若者たちが戦争と平和に関心があった 
◯ その若者たちと食事をつくった
◯ いっしょにつくり・食べてほのぼのとした会話ができた 
◯ オトナ?(オヤジ?オバサン?4、50代)は基本的に気心が知れた人々の集まりだった 
◯ 材料代など1000円でよいということだった・・・(缶ビールを3缶ほど飲んだが・・・) 
◯ お餅、お雑煮、刺身、お好み焼き、おでんなどたらふく食べた
 
 味な平和ゼミナールというもの。もともとはさる労組の学習会だが、今回の主役はピースメーカーとエバーグリーンの若者たち。
  
 こういう「飲み会」に出ると、酒場で飲む気がしない。料理づくりのフィクサーの橋本氏は「主権者は主催者から」をモットーにしている。主催する側に立って楽しむというのがいちばんだという。 
 
 真冬の夜を風に吹かれて帰ったが、心は温かだった。

JUGEMテーマ:日記・一般
mojabieda * 学習会 * 22:26 * comments(0) * trackbacks(0)

教育のつどい2009に参加しました














 写真は上から「日比谷公会堂」「木遣りのオープニング」「あさのあつこさん」「未来へ発信する教職員と子どもたち」「飲み屋でも小型パソコンで明日の発表の準備に余念がない?レポーター」「中学・高校の国語教育分科会」「教員免許更新問題のレポートが出された今日の教育改革分科会」の風景。


 8月21日の「教育のつどい2009」に参加しました。全体会場は日比谷公会堂。日比谷公園のなかの由緒ありそうな建物でした。会場は入口付近にある赤い三角コーンもほとんど見えないくらいの人・人のにぎわいでした。
    
 会場いっぱいで溢れんばかりの参加者。古き江戸の情緒をしのばせる「木遣り」の歌などによるオープニングに迎えられました。
    
 つづいて「あさのあつこ」さんの講演。あさのさんは『バッテリー』などの著書のある作家です。思春期にある子どもの内面を深く掘り下げている作品です。あさのさんの話で印象的なものがいくつかありました。あさのさんの話というより、そのときにその話から考えたことを二点まとめます。    

 まず作家としてものを書く人間は、あることがらを知るためには書くことではじめて知るのだということ。書くという営為をつうじてはじめてものごとを認識するのだということです。あさのさんは国家と個人との関係について知ろうと思い、『No.6』という作品を書き始めたそうです。    

 もう一つ。思春期にある子どもたちにとって、大人になるために思春期があるのではなく、その時々を精一杯生きるためにあるのだということ。15歳なら15歳を生きるためにある。そのときどきの輝きはもう二度と戻らないのだということ。思春期の子どもたちの内面が大人とは独立してあるのだということ。あさのさんはその輝きを書き残そうとしたのだろうと思いました。そして書くことでよりその内面を深く知ることになったのでしょう。    

 書くという営為によって知るとは、簡単なことではないと思いました。ものごとをその根底から問い直してその本質を捉えるということでしょう。そのためにはたいへんな格闘が必要です。自己との格闘です。表面的な知識に満足することとは正反対の営為です。

 もちろんあさのさんはそのような重い話はしませんでした。かるく気さくに話されていました。「(世の中に)流されている(人が多いのではないでしょうか)?」という言い方の奥に垣間見えたのは、あさのさんの自主独立した徹底した「強靭な思索」でした。

 東京の教育状況が現在いかなるものになっているのか、がそのあとの合唱と寸劇から浮き彫りにされていました。教育の貧困と格差、政治による教育介入、30人学級でさえまだ実現していないetc、さまざまな訴えを見、聴きました。    

 しかし東京の若い教職員たちのはつらつとした合唱や劇から希望ある「未来への発信」をじかに観ることができたように思いました。

 夜は交流会や岩波ブックセンターとエキプ・ド・シネマに立ち寄り、他日は国語教育の分科会や教育改革の分科会へ参加、ハードスケジュールでしたが充実していました。

JUGEMテーマ:学問・学校
mojabieda * 学習会 * 16:36 * comments(0) * trackbacks(0)

カラオケ連句「春二番」

 昨晩は勉強会というかなんというか、ともかくカラオケへ。
 連句?としゃれながらカラオケも歌うという趣向(逆かな)。お酒も入る。
 句はそっちのけでカラオケにはまっている人も。酔っぱらってなんでもあり、本歌取りというにはあまりにも安直なパクリやらなにやら。中には今唄っているカラオケの曲名、唄い終わった歌詞をそのまま記している横着者も。月の座も花の座もそっちのけでカラオケとお酒にはまってしまいました。

「朋一の会」連句 「春二番」の巻(2009年3月23日)

◯ 春二番花はほころび我ころぶ       梅
◯ いたいのいたいの酒とともに飛んでゆけ  峰
◯ ウィンクは右目だけしかできないの    七
◯ 好きな君とは右腕くもう         清
◯ 空いた手にマイクを握り時を追う     梅
◯ たどり着いたらいつも雨降り       峰
◯ 菜の花の色よりも濃い月を恋う      七
◯ 帽子にいっぱいれんげを詰めて      梅
◯ マスクして心ははやる入道雲へ      清
◯ 灼けたトタンの上の猫かな        峰
◯ 禁断の恋は切なし屋根の上        梅
◯ せめて会えたらうたた寝の夢       七
◯ うらうらに照れる春日にウグイス揚がり  峰
◯ 心もしのに明日思ほゆ          清
◯ 下草を濡らす夜露に独り立つ       梅
◯ カラオケ帰りの有明の月         峰
◯ 次に会う時にはきっと有楽町       清
◯ カクテルバーで語り明かそう       七
◯ 翌朝はフラフラ頭で授業出る       峰
◯ 生徒はぐっすり命の洗濯         梅
◯ どうせなら月並みだけど子守唄      清
◯ 酔いどれ酒場の女と男          梅
◯ 心なき身にもあはれは知られけり     峰
◯ 無理にいい人ぶる必要もなし       七
◯ 色即是空つぶやく人を憐れみつ      梅
◯ 旅のころもに風をはらんで        清
◯ 童心にかえって遊ぶシャボン玉      七
◯ つむつくしんぼ流す笹舟         梅
◯ このこころ君に届くか霧の中       峰
◯ 日記の中に封じる思い          清
◯ 家族にはばれたら困る心配症       七 
◯ 空を行く雲頬撫でる風          梅
◯ 風吹けば沖つ波風立つだろう       峰
◯ 何とかなるよ何とかするよ        七
◯ 黄砂舞う杉花粉舞う世ではあれど     梅
◯ さくら舞い散る道の上で         峰




JUGEMテーマ:日記・一般


mojabieda * 学習会 * 17:48 * comments(0) * trackbacks(0)

味平「浜岡原発、だいじょうぶ?」学習会


右上から左下に、斜めに断層が入っている


岩盤?石?砂?


味平のめんめん

 24日、浜岡原発学習会に参加した。毎年ひらかれる味な平和ゼミナール(略称「味平」)の今年のテーマは「浜岡原発、だいじょうぶ?」。

 はじめ浜岡の原子力館を見学したあと、すぐ近くの道端で、地層が見える場所に行く。浜岡原発は断層が何本も走っているところに建てられているというが、その断層の一つだろう、地層がむき出しになっていて、斜めに線が入っているのを見た。さらにショックだったのは、そこの岩盤?らしい石を手に取ると、ポロポロと脆いこと。

 40年近くまえに東海大地震の可能性をはじめて指摘した、前地震予知連絡会会長で東大名誉教授の、いわば地震学の権威・茂木清夫氏が、すでに3年前に「浜岡原発を即時停止せよ」と警告を発しているらしい(『サンデー毎日』2004年2月29日号)。

 「これは、世界のどの国家も試みたことのない壮大な人体実験です。唯一の被爆国であり、原子力の恐ろしさを身に染みて知っているはずの日本人が、なぜそんな愚挙に手をそめねばならないのでしょうか・・・。 ・・・よりによって巨大地震の発生が最も懸念されているところに原発を設置するなんて、世界の常識からすれば異常と言うほかありません。」と述べているらしい。

 2007年10月26日、静岡地裁の宮岡章裁判長は浜岡原発は大地震が起きても安全だと判断した。この判決は原発の立地審査指針を完全に黙殺している。

 原子力委員会が作成した「原子炉立地審査指針」には次のようにある(昭和39年5月27日原子力委員会決定)。

 「原子炉は、どこに設置されるにしても、事故を起こさないように設計、建設、運転及び保守を行わなければならないことは当然のことであるが、なお万一の事故に備え、公衆の安全を確保するためには、原則的に次のような立地条件が必要である。

 1 大きな事故の誘因となるような事象が過去においてなかったことはもちろんであるが、将来においてもあるとは考えられないこと。また災害を拡大するような事象も少ないこと。

 いろいろ重いテーマの話だったので、夜は「味」な交流会を焼津で開いて景気をつけた(というか、ただの飲んべえの集まり)。焼津の自慢の「磯自慢」、おでん、炊き込みご飯、豚汁、マグロの刺身、シラス、はんぺん、それから自宅の裏で獲れたというイノシシなどのご馳走。夜だけ来るヒトビトもいる。
JUGEMテーマ:地域/ローカル


mojabieda * 学習会 * 18:21 * comments(0) * trackbacks(0)
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