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シャコンヌ

 まったく忙しい一日だった。

 朝はボランティアで編集したある「業界」のプログラムを届け、昼は子どもたちが通う保育園のバーベキューの会へ、晩から夜は陳昌鉉さんのトークと長尾春花さんのバイオリンコンサートへ動員された。

 長尾さんの演奏プログラムは、さいしょにBWV1004のシャコンヌという大作。長尾さんの「思い」が込められていたのだろう。陳さんの新作バイオリンを今日はじめて演奏するとの由。ほとんどぶっつけ本番のようなものだろうか。ホール一杯に鳴り響いた。すごい。

 バッハのシャコンヌには思い入れがある。10代の最後のころに下宿で一人よく聴いたレコードはなぜかグリュミオーだった。安かったからか貧乏だったからかその一枚しか聴かなかった。あれからたくさんの演奏家のシャコンヌをレコードやCDで聴いたが、生で聴いたのははじめてだった。一度生で聴いてしまうともはやCDなどでは聴けなくなってしまうようにも感じた。

 で、翌日、家でさまざまなCDのシャコンヌを聴いてみた。どの演奏もやはり偉大だった。

 ただグリュミオーを聴くと大昔のさまざまなことが思い出されてくる。それと同時にわたしは人間的にまったく成長していないのではないかとも思った。

 シャコンヌ──このような曲を作曲するのも演奏するのも「天の業」なのかもしれない。バイオリンの名器をつくるのも同じ。わたしはただ聴くばかりだ。

 長尾さんのシャコンヌを陳さんのバイオリンで聴くことができてほんとうによかったと思った。


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mojabieda * 音楽 * 21:21 * comments(0) * trackbacks(0)

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