<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 書籍の無料配付 | main | 平穏無事という不穏 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * -

4995人

 15年連続増加で07年は過去最高の4995人。何の数字かというと、公立小中高校教職員のうつ病などによる休職者数。生きる力が必要なのは子どもたちだけではないようだ。

 ただし、いわゆる「生きる力」をうんぬんするだけでいいわけがない。自己責任論と発想が似ている。「生きる力」を植えつけられるだけなら、ガレー船を漕ぐ奴隷とそうかわりはない。鞭打たれてひたすら船を漕がされる奴隷。船に鎖でしばられ、船が戦闘に巻き込まれれば運命をともにする奴隷。

 奴隷にはひたすら「生きる力」を注入しなければならない。が、力あまって鎖を断ち切らせて皆で反抗させてはならない。と考えるのはガレー船の「主」か。

 もし「生きる力」がじぶんだけ生き残る力、人をけ落とす力を意味するなら、やがて通常の神経の人間(奴隷ではないと自覚する人間)には堪えられなくなるにちがいない。じぶんだけ生き残ろうとする「奴隷」とじぶんだけ生き残ることを奴隷に強要する「船」とははたして生きるに値するものなのだろうか。この世は生きるに値する世の中だろうか。と考える人が出てきてもふしぎではない。大道廃れて「生きる力」あり。

 未来を担う次世代の人を育てるという教師にそのような「生きる力」が注入されつづけているがゆえの4995なのではないかと危惧する。



JUGEMテーマ:学問・学校


mojabieda * 教育 * 17:34 * comments(0) * trackbacks(0)

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 17:34 * - * -

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ