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豆殻で豆を煮る

 『クレスコ』7月号のなかの渡辺治の政治学入門を読んでいて、なるほどと思った。

 ──鳩山の個性は、岡田克也や菅直人らと比べても、支配階級としての自覚が薄い点にあります。だから鳩山は、国民の期待に応えようと、さしたる自覚もないままに保守政党の枠──すなわち構造改革と日米同盟の枠を踏み破り、民主党への熱狂を生んだのです」「こうした反構造改革への期待を受けて、民主党政権が誕生しました。これに焦った財界やアメリカは猛烈な圧力をかけてきました。もし首相が岡田や菅であればおそらくかんたんに普天間基地の「国外移転」は放棄され、早々に「辺野古で仕方なし」に戻っていたことは間違いない。ところが、ここでも鳩山の個性が発揮されました。・・・・・こうした鳩山だったからこそ、普天間をここまで引きずり、福祉関係マニフェストはここまで実現したのです」「今後の民主党の首相は、鳩山のように、一時的にせよ保守の枠を逸脱することは許されない、いっそう忠実に構造改革と日米同盟の枠の中から出られない首相になることは間違いありません。──

 という。渡辺治がこれを書いた時点ではまだ菅政権は成立していなかったようだ。が、鳩山に代わった菅首相が辺野古案をそのまま踏襲し、消費税増税に言及したことを考えると、きっちり「鳩山後」を予見している。

 それにしてもこれが政界なのだろうか、「支配階級」出の鳩山が、(さしたる自覚もないまま──渡辺)できるだけ庶民の期待に応えようとしたことと対照的に、「庶民」出のはずの菅が、(就任早々)沖縄の民衆の期待をかんたんに無視し、法人税の増税や累進課税ではなく、いきなり庶民を苦しめる消費税10%という大増税に言及した。

 「豆殻で豆を煮る」というのは支配のための常套手段だろうか。豆たちは、「同じ豆殻だから・・・」と思い込んでいるうちに、知らぬまに煮られてしまうのだろうか。

JUGEMテーマ:日記・一般
mojabieda * 政治 * 17:40 * comments(0) * trackbacks(0)

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