写真は駿府公園の秋の風情
写真は城壁の上の小径
写真は木洩れ日の駿府公園のシーソーで遊ぶ子どもたち
写真は小径の表玄関のイチョウ
11月の末、市民文化会館から駿府公園のお堀沿いの道を歩く。地面は落葉で覆い隠されていた。
先日の土曜日、もう一度駿府公園に行く。落葉はもう多くはなかった。それでも紅葉がきれいだった。
公園の中に茶室があって紅葉山庭園と呼ばれるらしい。有料である。しかし、その中へは入らずに外側にある城壁の上を通るひっそりした小径を歩いた。もちろん公園の内部は見られないが、竹塀の向こうの樹々の風情は感じられるし人気(ひとけ)がない。それだけで散歩にはもってこいだ。
この入口が分かりにくい。しかも虎縞の(かろうじて黄色いと分かるような)三角錐のポール(カラーコーン)が入り口のまん中に行く手を塞ぐように立っていた。
わたしは裏手から入った。裏手の入口にもコーンがあったが構わず中へ入っていく。すると一人の警備員らしい人がうしろから付いてくる。なんだか入ってはいけないところへ入ってしまったのかと思った。あるいはこの人も紅葉を眺めにきたのだろうか。付かずはなれず。様子をうかがっていたのか。よほど素性があやしく見えたのか。この城壁の上の小径は春には桜の樹々があってすばらしい眺めになる。お堀の向こうには学校などが見える。
表に出るところに黄色いイチョウの樹があって昼下がりの陽を浴びていた。