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ニッポンもベイコクなみにリクルート


 静岡市の繁華街を路線バスがゆく。子どもから老人まで、通勤・通学・買い物などで利用する公共交通機関。

 ふと見ると、その路線バスの側面に、リク・カイ・クウの「Force」(外国ではこう呼ばれている)が描かれたリクルート宣伝。

 派遣切り・非正規切りから不況による倒産、首切り(リストラ)によって職を失った人たちへ、「最期」に仕事をリクルートする?

 だとすると、ニッポンも「貧困大国」ベイコクとまったく同じドラフトの構図になってきたようだ。


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mojabieda * 時事 * 22:39 * comments(0) * trackbacks(0)

青天の霹靂

 青天の霹靂(へきれき)。

 朝起きてPowerBookを立ち上げる。電源プラグはつながっているのに、なぜか充電しない。みると、プラグの接続部分のランプが点灯していない。充電中ならオレンジ、充電が完了していたら、みどり色に点灯しているはず。それが点いていない。この時点で容易ならぬトラブルだと覚悟した。

 職場にまったく同じ電源アダプタがある。それで通電するなら家の電源アダプタの故障。もしそれでダメなら本体の深刻なトラブル。さあどっち?

 今朝はまずまず気分もいい。金曜日に人にお任せした鍵はきちんともどっているか・どうか。職場の机の上に置き忘れたとおぼしき手帳はちゃんと机の上にあるか・どうか。も予想してみる。あれがうまくいれば、きっとこれもうまく運ぶはず・・・。

 職場へ着いたら鍵はきちんともどっていた。机の上に手帳が無事あった。ならばと、職場の電源アダプタにMacを接続した。・・・さあMacは立ち上がる・・・はずもなかった。

 本体部分の深刻なトラブル。故障箇所が電源ユニットかロジックボードか知らないが、ともかくにっちもさっちもいかない。バッテリはどんどん消耗していくし、気持ちもどんどん沈んでいく。

 家に帰って夕食もたべずに二階に籠もり、バッテリがつづくかぎりバックアップをとる。それから仕事用にMのMacBookを借りることにした。MacBookが手元にあってよかった。というか、いきなり電源の故障とはいきなり心臓が止まるようなもの。

 アップルに修理を依頼する。もの入りだが仕方がない。直ってもらわないと困る。前のG3は6年使った。今度のも同じくらい使いたい。

 
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mojabieda * PowerBookG4 * 22:24 * comments(0) * trackbacks(0)

雨宮処凛さんの講演会がひらかれます

 雨宮処凛(かりん)さんが静岡に来ます。

◯ 2月8日(日) 13時受付 13時30分講演
◯ 静岡市教育会館の4階
◯ 入場無料
◯ 著書
 『全身当事者主義―死んでたまるか戦略会議』
 『生きさせる思想──記憶の解析、生存の肯定』(共著)
 『生きさせろ!難民化する若者たち』
 『生き地獄天国──雨宮処凛自伝』
 『怒りのソウル―日本以上の「格差社会」を生きる韓国』
◯ 主催 静岡高教組青年部半熟フォーラム実行委員会





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mojabieda * 講演 * 08:04 * comments(0) * trackbacks(0)

ガザとはどんな所なのか──岡真理氏の文から


 週刊金曜日の今週号(735号/1月23日)の岡真理氏の記事は簡にして要、ことの本質をするどくとらえている。

 イスラエルのガザ難民への攻撃・虐殺。

 わたしはいままで、この事件については、テレビ・新聞で詳しく知ろうとは思わなかった。なんとなくテレビなど観る気がしなかったのだ。

 この1ページ(22p)だけですべてが言い尽くされている。本質がわかる。日本中のすべての人、いや世界中のすべての人にこの1ページを読んでほしい。
 
 ガザとはどんな所なのか。40年以上も軍事占領下におかれた難民地区の、さらにこの3年間はイスラエル軍による完全封鎖のなかで150万人がかろうじて生きてきた地区。

 ここにまず人間としての「抵抗」が生まれるのは必定。人間の尊厳を侵略され続けた難民たちの、やむにやまれぬ闘いが前提にある。日本のマス・メディアはこれを無視する。そして「150万人という数の人間がまったく逃げ場のない事実上の強制収容所に閉じこめられた上、世界最強の軍隊の一つから米国製の最新兵器でミサイルや砲撃を浴びせられる」。しかも「世界注視のなかで隠しもせずに何週間にもわたって繰り広げられている『公然性』と『継続性』」のなかで「1000人以上」が殺され、「さらに攻撃をエスカレートさせました」。ここにこの事件の異常さがある。

 『公然性』というのは、衆人環視のなかで、殺人がおおっぴらに繰り広げられていたということ。
 『継続性』というのは、その人殺しを世界中がすぐに止められないまま、見殺しにしてきたこと。
 さらにこの非道を黙っていることは「共犯」になるということ。

 メディアが喧伝するイスラム対ユダヤではない。殺され続けること・侵略され続けることに対して黙っているか、「否!」と言い続けるか、ということ。「否!」という者たちをテロリストと呼んで殺し続ける側に立つか、レジスタンスと呼んで抵抗する側に立つかということ。

 世界情勢のなかの、さまざまな矛盾・しわ寄せがここに集中している。その暗黒の事実によって世界の現在が垣間見える。



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mojabieda * 時事 * 11:10 * comments(0) * trackbacks(0)

下の子のことば 3


・「まっすぐな道でさみしい」
 スーパーで下の子がとつぜん「まっすぐな道でさみしい」とつぶやいた。4歳の小僧が山頭火の句をつぶやくとは。もちろん『にほんごであそぼ』のカルタの文句。

・「ちゃいろぃシート」(チャイルドシート)
 どうしてもチャイルドシートと呼べない。これは上の子も同じ。チャイルドシートを赤ん坊のころから締めているためか、こちらが怒って「締めないぞ」と脅すと不安がる。

・「おにわ〜そと、ふくわんち」(鬼は外、福は内)
 節分のまめまきを、保育園でもう2回やった(二年やった)と指でV字をつくって誇らしげに言う。しかしその意味も分からないだろうな。

・「おかえり〜」
 家に帰ったとき「ただいま」と言えずに、「おかえり〜」と言う。これも意味が分からないのだろう。ただし、わたしが帰ったときには「おかえり〜」とちゃんと言うことができる。上の子の言うことをそのままオウム返しに言うくせがあって、これもただのオウム返しか。あるいは、自分が外から「うち」に帰っても、世界はじぶんが中心だから、むしろ家が「うち」(=自分)にもどった、ということで「おかえり〜」と言うのだろうか。



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mojabieda * 子育て * 21:43 * comments(0) * trackbacks(0)

タイムカプセルをひらく

 テキスト・コンバーターを使って、大昔のワープロ専用機のフロッピの中のテキストデータを取り出し、それをMacに再録した。ファイル数は600以上あった。

 何が入っているか。タイムカプセルをあけるときのような心境とでもいおうか。

 何が入っているか。と思っているうちが「しあわせ」なのだろう。ゴミとまではいわないまでも、たいていの文書はすでにMacの中に再録されていた。もちろん珍しい文書もあったが、いまからするとあまり縁のないものばかり。若いときの文章ははずかしい。じぶんが書いた文章とは思えない。とはいえ、少しずつ発掘すれば価値のあるものも出てくるかも。

 たとえば、いままで出会ったステキな詩を、ずっと集めてテキストデータにしていたが、それらもわずかに蘇った。ほとんどのデータがまだ見つからない。まあ、これから集めるという楽しみが残るからいいか。



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mojabieda * 日記 * 20:54 * comments(0) * trackbacks(0)

それまでが悪すぎた

 それまでが悪すぎた。

 それにしても一国の領袖の襲名演説に世界がお祭りさわぎのように沸いているのもなんだかなあという感じ。

 で、本屋で一冊の本を購入した。オバマ演説集ではない。『ネイティブ・アメリカン』(鎌田遵/岩波新書)。まさに2009年1月20日発行。「辺境」からの抵抗。

 わたしの生きている間ではないが、そう遠くない未来にUSAが滅んだあと、「ああ、そんな国もここ数百年のあいだに通り過ぎていったなあ」とつぶやいて、そのまま大地に生きる人々がいるとしたら、ネイティブ・アメリカンとアーミッシュぐらいだろうか。

 さいきん買った本は『東北学/忘れられた東北』(赤坂憲雄/講談社学術文庫)。柳田国男の『雪国の春』の造り上げた「ひとつの国ニッポン」という虚像をひっぺがしている。「辺境」からの逆襲か。

 それから多田富雄『イタリアの旅から』(誠信書房)につぎのようにあった。

──イタリアを旅してだんだんとわかってきたのは、イタリアにとっては、ギリシャも、そしてローマでさえも異国の文明に過ぎなかったことである。ローマの持っていた官僚主義、テクノロジー、合理主義などは、まことにイタリア的でない。ローマのイタリア統治は、イタリアらしからぬ異民族による独裁的支配であった。(p288-p289)

 古代ローマ帝国がほろんだあとも、イタリアには大昔からイタリアの人々がイタリア的にいまに至るまで生きてきた、ということだろうか。

 国家という虚像が現代ほど民衆一人一人の心に浸透している時代はおそらくないかもしれない。

 で、いま読んでいる本は『チンクエチェントで駆け巡るイタリア5000㎞─南イタリアの年末年始風景─』(笹目二朗\枻[えい]文庫)。南イタリアの風景とドライブと食べ物をおおいに楽しんでいる本。


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mojabieda * 読書 * 22:20 * comments(0) * trackbacks(0)

日だまりにいる

 19日。午後、日だまりにいる。明日が大寒なのにどうしたわけかぽかぽかといい陽気だ。

 小四のころだったか、転校生の女の子が好きになった。石川さんといった。大柄で魅力的な子だった。よそ者に対する反感だったのか、周囲から悪口を言われていた。いじめられてかわいそうに思った。助けたいと思う気持ちが、なにかジンとくる感情として想起される。さらに美しいものに対するあこがれと、分からないものに対する畏敬の念と、小学生だったのに、肉感的な「女性」に対する好感と反感が入り混じったような感情。そんななんともいえない感情を、昼下がりの日だまりのなかでなぜか思い出した。



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mojabieda * 日記 * 07:39 * comments(0) * trackbacks(0)

MacBookを買う


 MのMacBookと1teraのハードディスク


 M用にMacBookを買う。ちょっと前までOS9を使っていたような気がする身にとっては、PowerPC用のOSXのアプリも動かないIntelMacはショック。というか、わたしが遅れているだけか。

 ATOK2005をこの前買ったばかりだと思っていたら、IntelMacではもう動かない。

 以前はバンドルされていた重宝なGraphicConverter(英語版)がない。もちろん、あの「窓」の「職場」という統合ソフト(のMac版)もPowerPC用だから動かないだろう。「オープン職場」を使うしかないか。

 しかもFireWire接続の外付けハードディスクもつながらない。しょうがないから新しい1テラのUSB接続の外付けハードディスクを買うことにした。本体以外にも、さまざまにお金がかかる。それにしても1テラが1万円台で買えてしまうとは。テラの次はなんだろう。寺の次はあの世かな。

 せっかくだから「窓」も共存させようかと思ったり。しかし、そうすると「窓」用のアプリもそろえなければならない。それはムリというもの。とうぶんMacだけで四苦八苦。

 何をしたいのかといえば、Mはただネットしたいだけみたい。あとは医療レポートを書きたい由。それだけのためにインテルMacかよ、と思ってしまう。



 わたしのPowerBookG4



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mojabieda * デジタルライフ * 23:57 * comments(0) * trackbacks(0)

見ることの過剰


 『平家物語』に「見るべきほどのことは見つ」という知盛のことばがあるときく。あまりに(醜いものを)見過ぎてきて、もう見たくないという気持ちなのだろうと思う。見ることの過剰。

 これは極限状態だけではない。人や動物はなぜ夜になると寝るのか。答え、昼間に物を見すぎているから。なんてことを考えたりする。

 静かな夜の感覚が好きだ。ものの手触り。肌触り。夜の匂い。

 昼間さんざん物を見てきたのに、さらに夜テレビを観るのは過剰の上に過剰を重ねるようなものか。リフレッシュするようでいて、かえって疲れてしまうのではないか。

 物音も、話し声もいらない。だから夜子どもが騒ぐとひどく神経にさわるのだろう。

 夜、人が寝るのは、昼間見聞きしてきた記憶すべてをリセットするためではないのかと思う。いや、リセットしなければならない。昼はあまりに過剰だから。見るもの聞くもの、刺激がありすぎる。

──馬追虫(うまおひ)のひげのそよろに来る秋はまなこを閉ぢて想ひ見るべし   長塚 節

 今は真冬。屋根の上のアンテナ線が風に揺れるのか、ブーンという音がする。

 アンテナの線のぶうんに来る冬はまなこを閉ぢて想ひ見るべし  


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mojabieda * 人生 * 23:29 * comments(0) * trackbacks(0)
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